今回は
『【電脳せどり】本・CD規約変更の再販制度とは?定価販売の規約変更を学ぼう!』
ちょっと前にあった
本・CD・レコード類の定価販売の規約変更
規約変更があったばかりでは情報が錯綜していて
実際はどんな規約なの?っていう状態でした
今回はその規約変更の最も重要な部分
【再販制度】についてレクチャーしていこうと思います
コレを知っていれば
・どんな商品が定価販売しなくてはならないか
・この商品なら値段を変えて販売してもいいのか
などがわかってきます!
それでは電脳せどりコンサル始めます!
目次
電脳せどり 【再販制度】とは
そもそも、【再販制度】とは何でしょうか??
【 再 販 制 度 】--------------------------
再販売価格維持(さいはんばいかかくいじ、英語: resale price maintenance)は
商品の生産者または供給者が卸・小売業者に販売価格を指示し、それを遵守させる行為。
再販売価格維持行為(再販行為)、再販売価格の拘束とも称する。
商品の供給元が小売業者の売価変更を許容せず、定価販売を指示すること。
再販売価格維持は、流通段階の自由で公正な競争を阻害し、
需要と供給の原則に基づく正常な価格形成を妨げて消費者利益を損なうため、
資本主義経済国家の多くは、独占禁止法で原則禁止している。
例外的に一部商品は一定要件で再販行為を容認している場合があり、再販制度と通称する。
(Wikipedia抜粋)
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なんか難しい・・・(^^;
ただこの文章だと、日本も独占禁止法があるから再販制度はダメなんじゃ…?
って思いますが、日本の場合は独占禁止法の元で許容されている品があります
【独占禁止法の一部容認する品物】------------------------
独占禁止法で再販行為が容認されている商品は
「著作物」と公取委の指定を受けた「指定再販商品」の2種類である。
著作物の再販を指定再販に対して「法定再販」と称すると
著作物の再販は法で強制されていると誤解され易く
「著作物再販」の表現がより確実である。
著作物とは、著作権法に定めるすべての著作物ではなく
書籍、雑誌、新聞、音楽ソフト(音楽用CD、レコード、音楽用テープ)の
いわゆる「メディア4品目」である。
著作物でも映像ソフト(ビデオ、DVD、ブルーレイディスク)
音楽ソフトでも法令に明示していないパッケージソフト
(Super Audio CD・DVD-Audioのみで構成される単体ソフト)
コンピュータソフト(「ソフトウェア」と呼ばれるもの)、ゲームソフトは含まれない。
また、インターネットのダウンロード形式により販売される
電子データ・音楽配信・電子書籍も含まれない。
再販商品であっても、非再販商品をセットにして
再販商品として定価で販売することは認められない。
雑誌や単行本に付録する場合、CDは「定価」でDVDは「価格」となる。
(Wikipedia抜粋)
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この内容から、Amazonで販売する商品の中で
本・CD・レコードが規制に入っているのがわかりますね!
そして同じメディアの中でもDVDやGAMEなどは例外となっているので
規制には含まれていないワケです
この【再販制度】は
再度販売する可能性のある商品を消費者に同じ値段で安心して購入してもらえるよう
販売価格を規制(定価販売)して価格の不公平をなくそうという制度なんです
でも、これには適用される商品と適用外の商品があります!
電脳せどり 【再販制度】が適用される商品
では、どのような商品が適用対象になるのでしょうか??
今時点で最もわかりやすいのが書籍(本)です
新品の本を買うときって、だいたいどこの本屋さんでも同じ値段ですよね
コンビニやスーパーで買っても新品は基本同じ値段です
コレと同じことがCDやレコードにも当てはまるんですが・・・
Amazonでの販売は出品者が値段を自由に決定できていたことから
ようやくAmazonが対策を講じてきた・・・というところでしょうか
これにより、本やCD・レコード商品すべてが定価販売の対象になるかというと
そういうワケでもないんです
本(書籍)の再販制度適用商品
新品の本はちょっと古い本でも定価で販売されていたりします
これにも【再販制度】が影響しています
書籍の定価販売は『一般社団法人 日本書籍出版協会』がHP上で説明しています
購入者に均一の価格で商品を届けるという名目の元で
この制度が販売店で遵守されて価格が一定になっているワケですね
基本的には『新品』の書籍は全て対象となるようです
例外としては、中古の書籍は影響を受けないという事です
なので、過去の書籍でプレミアが付いている書籍などは
今時点では中古での販売なら特にリミットを設けることなく販売ができます
今現在で新品書籍に対する再販制度の期限は設けられていないので
新品書籍は定価販売、中古書籍は価格変更可能と覚えておきましょう(^^)/
CD・レコードの再販制度適用商品・適用期限
書籍と違って
CDやレコードは新品でも安く売られている場合が多いですよね
これはなぜでしょうか??
こちらの答えは『一般社団法人 日本レコード協会』のHPにあります
この中に『再販制度に関する弾力的な運用』という内容があり
『再販制度の規制内容を段階的に緩和していく』という内容が記されています
過去は書籍と同じように期間の定めなく再販制度が施行されてきましたが
その期間を定めて、期間経過後は割引き販売OKという事にしたワケです
この期間が十数年前で2年間くらい
今現在ではレコード会社により違いはありますが
約90%のレコード会社が6ヶ月の再販制度期限を設けて販売しているそうです
つまり・・・
この期間を超えれば定価販売しなくてもOKというワケです!
実はこの期間を確認できる部分がCDやレコードにはあります!
▼ それがこの部分 ▼
この[再]と書かれた部分の年月日が再販制度の期限になります
現行の制度では、この期間内は定価販売をして
期限が越えたら値引きしてもいいですよーってことになります
なので、AmazonでCDやレコードを新品で販売する場合には
この期限内は定価販売をすれば規約違反にはなりません
CDやレコードも中古には影響がありませんので
中古での出品は出品者側での価格設定が可能です
期限が越えている新品商品を出品する場合のみ
新品でも値段変更が可能だという事を覚えておきましょう!
電脳せどり 【再販制度】適用外の商品
再販制度には、適用外となる新品本・CD・レコードもあります!
再販制度では『定価販売』が基本となるため
『定価』と表示されていない商品は基本的に対象外となります!
・オープン価格
・希望小売価格
・参考小売価格 などなど・・・
『定価』ではなく『価格』と表記された商品は基本対象外になります
メジャーなCDなどはほとんど『定価』と表記されていると思いますが
インディーズやサウンドトラックなどは『価格』で表記されている
場合もあるのでチェックしてみましょう(^^)/
ただし、そのような商品をAmazonへ出品する場合は
出版社やレコード会社へ再販商品ではないという確認を
必ず取ってから出品するようにしましょう!
再販制度をAmazonが順守していることは
健全な販売を目指しているECサイとしてしょうがないと思います
いまはまだ 再販制度 = CD新品定価出品 と思っている人も多いと思いますので
こういう時にこそチャンスだと思って利益商品探してみましょう(^^)/
最後に
最後まで、当ブログをお読み頂きありがとうございます。
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